1.日常的なお手入れについて
まずは「から拭き」
お手入れ、汚れ落としの基本は、「から拭き」が良いと考えています。革にとって、水分や湿気は あまりよい影響を与えません。ですので、もし水分を含む汚れ(雨などの付着も含む) がついた時には、できるだけ素早く吸い取るように乾拭きしてください。
ただし、水分や湿気を嫌うから…といって、ドライヤーなどを使って高温で乾かすことは避けてください。革に熱を加えると、収縮したり、硬化したりする可能性があり、 劣化につながります。
お手入れ、汚れ落としの基本は、「から拭き」が良いと考えています。革にとって、水分や湿気は あまりよい影響を与えません。ですので、もし水分を含む汚れ(雨などの付着も含む) がついた時には、できるだけ素早く吸い取るように乾拭きしてください。
ただし、水分や湿気を嫌うから…といって、ドライヤーなどを使って高温で乾かすことは避けてください。革に熱を加えると、収縮したり、硬化したりする可能性があり、 劣化につながります。
汚れがついてしまったら?
革は、繊維が絡み合って構成されています。いわゆる多孔質構造のため、 汚れがついた時に内部に浸透していきやすいのです。内部にまで汚れが 浸透してしまうと、表面をどれだけこすっても汚れを落とすことができなくなってしまいます。 その場合、シンナーやベンジン等の薬品を使って汚れを落とす…という発想に なりがちなのですが、これはお勧めできません。なぜなら、それらの薬品が原因で 「シミ」になってしまう可能性が高いからです。
シンナーやベンジンを使って汚れを落とそうとすると、かえって汚れが繊維間に浸透してしまったり、革に含まれている染料などが移行してしまい、シミになってしまうのです。これらの薬品ほどではありませんが、水拭きもまた、同じような理由で シミや色ムラの原因になることがあるので、これもお勧めできません。
革は、繊維が絡み合って構成されています。いわゆる多孔質構造のため、 汚れがついた時に内部に浸透していきやすいのです。内部にまで汚れが 浸透してしまうと、表面をどれだけこすっても汚れを落とすことができなくなってしまいます。 その場合、シンナーやベンジン等の薬品を使って汚れを落とす…という発想に なりがちなのですが、これはお勧めできません。なぜなら、それらの薬品が原因で 「シミ」になってしまう可能性が高いからです。
シンナーやベンジンを使って汚れを落とそうとすると、かえって汚れが繊維間に浸透してしまったり、革に含まれている染料などが移行してしまい、シミになってしまうのです。これらの薬品ほどではありませんが、水拭きもまた、同じような理由で シミや色ムラの原因になることがあるので、これもお勧めできません。
毎日かたちを整える
革は、一定の力が加わり続けると、そのとおりに形を変えていきます。これは良い特徴 とも捉えられますが、意図しない変形は見た目の美しさを損なうことが多いので、そう ならないように配慮することが大切だと考えています。 そこで、お財布などが「無理な力がかかった状態で、放置されていないか」ということを 少しだけ気にかけていただけると嬉しいです。たとえば、小銭の入り方。例えば、カード段。 あるいは、お財布などに固いもの、尖ったものが触れていないか。こうした要素は、革が 意図しない形状変化を起こしてしまう原因になります。
また、天然の革製品全般について言えることですが、パンツのおしりのポケットに入れるなどの負荷をかけるとシワが入りやすく、また一度ついたシワは修復が難しくなっています。毎日 使う中でも無理な力がかからないようにお持ち頂くことで、より長くお楽しみ頂くことができます。
理想を言えば、毎日その日の使用を終えたら、「きれいな形」に整えて保管していただく のが良いと思います。たとえば革靴は、履き終えた後で、シューキーパーを入れて形を 整えて保管される方も多いと思います。それと同様に、お財布などの小物も、なるべく 形を整えて保管していただくことで、長くお使い頂けます。 また、使い方や大気の湿度によっては、使っているうちに革が水分を含んでいることがあります。 詰め物をして休ませることで、形を整えるとともに余分な水分を放出させる効果もありますので、 これもお勧めしています。詰め物は、白い紙が適当です。新聞紙などは、インクが付着してしまう 可能性があるので避けたほうがよろしいかと思います。
革は、一定の力が加わり続けると、そのとおりに形を変えていきます。これは良い特徴 とも捉えられますが、意図しない変形は見た目の美しさを損なうことが多いので、そう ならないように配慮することが大切だと考えています。 そこで、お財布などが「無理な力がかかった状態で、放置されていないか」ということを 少しだけ気にかけていただけると嬉しいです。たとえば、小銭の入り方。例えば、カード段。 あるいは、お財布などに固いもの、尖ったものが触れていないか。こうした要素は、革が 意図しない形状変化を起こしてしまう原因になります。
また、天然の革製品全般について言えることですが、パンツのおしりのポケットに入れるなどの負荷をかけるとシワが入りやすく、また一度ついたシワは修復が難しくなっています。毎日 使う中でも無理な力がかからないようにお持ち頂くことで、より長くお楽しみ頂くことができます。
理想を言えば、毎日その日の使用を終えたら、「きれいな形」に整えて保管していただく のが良いと思います。たとえば革靴は、履き終えた後で、シューキーパーを入れて形を 整えて保管される方も多いと思います。それと同様に、お財布などの小物も、なるべく 形を整えて保管していただくことで、長くお使い頂けます。 また、使い方や大気の湿度によっては、使っているうちに革が水分を含んでいることがあります。 詰め物をして休ませることで、形を整えるとともに余分な水分を放出させる効果もありますので、 これもお勧めしています。詰め物は、白い紙が適当です。新聞紙などは、インクが付着してしまう 可能性があるので避けたほうがよろしいかと思います。
2.長期間保管される際のご注意
長期間保管される際には、まず次のご準備をしていただくのがよろしいかと思います。
1.から拭きして水分や汚れを落とす
2.詰め物をして形を整える
3.不織布や布袋に入れる
つぎに保管の状況ですが、何点か注意していただきたい要素があります。
1.直射日光のあたらない場所であること
2.風通しの良い(空気がこもらない)場所であること
3.ビニル袋に入れるなど密閉した状態にしないこと
これらの要素は、それぞれ色あせ、変色、乾燥による劣化、カビなどの 防ぐために大切です。また、革製品同士あるいは革製品と合成皮革製品等が直接触れ合う状態での 保管はしないでください。それぞれの染料や仕上げ材などが移行して汚れやシミと なってしまうことがあります。一つ一つ、不織布等の袋にいれて保管して頂ければ 嬉しく思います。
1.から拭きして水分や汚れを落とす
2.詰め物をして形を整える
3.不織布や布袋に入れる
つぎに保管の状況ですが、何点か注意していただきたい要素があります。
1.直射日光のあたらない場所であること
2.風通しの良い(空気がこもらない)場所であること
3.ビニル袋に入れるなど密閉した状態にしないこと
これらの要素は、それぞれ色あせ、変色、乾燥による劣化、カビなどの 防ぐために大切です。また、革製品同士あるいは革製品と合成皮革製品等が直接触れ合う状態での 保管はしないでください。それぞれの染料や仕上げ材などが移行して汚れやシミと なってしまうことがあります。一つ一つ、不織布等の袋にいれて保管して頂ければ 嬉しく思います。
3.素材の特性について
エナメルについて
素材の性質上、光沢は年月とともに失われていきます。表面の光沢を維持するためにも、お手入れの際 は手袋をはめてネルなど乾いた布で、軽くなでる様に拭き取って下さい。他の革や印刷物などの紙、樹 脂加工されたもの、また衣類などのポケットに挿入されたまま密着すると、エナメル素材が剥がれたり、 色移りする可能性があります。一度色移りすると、修復することができません。また、暑さに弱く温度 の高い所では表面がベタつくことがあり極寒などではひび割れすることもあります。一度、ベタついた りひび割れすると修復することができませんので、保管には細心の注意を払ってください。、革一枚一枚を検品した物のみを仕入れており ますが、万が一、お届けの製品に不明な表面傷が見られた場合はサポー トセンターへお問合せ下さい。
素材の性質上、光沢は年月とともに失われていきます。表面の光沢を維持するためにも、お手入れの際 は手袋をはめてネルなど乾いた布で、軽くなでる様に拭き取って下さい。他の革や印刷物などの紙、樹 脂加工されたもの、また衣類などのポケットに挿入されたまま密着すると、エナメル素材が剥がれたり、 色移りする可能性があります。一度色移りすると、修復することができません。また、暑さに弱く温度 の高い所では表面がベタつくことがあり極寒などではひび割れすることもあります。一度、ベタついた りひび割れすると修復することができませんので、保管には細心の注意を払ってください。、革一枚一枚を検品した物のみを仕入れており ますが、万が一、お届けの製品に不明な表面傷が見られた場合はサポー トセンターへお問合せ下さい。
金具、コバ塗りについて
・製品に含まれるファスナーや金具などの金属は、ご使用頂く中で経年変化によるメッキの摩耗、色の薄れが生じてまいります。また水分や強い圧力がかかると破損、変型、腐食が発生する場合があります。
・デザイン上、裁断した革の側面にコバ塗りという加工を施す場合があります。 材質の特性上、ご使用頂く中で摩擦による擦り切れ、ベタつき、ヒビ割れ、剥がれる事があります。服地などへの傷やシミになる恐れがありますので金属やコバ塗りに上記のような変化が見られた場合は、可能な限りの修理(状態により有償・無償)を承りたく思いますのでサポートセンターへご連絡ください。
・製品に含まれるファスナーや金具などの金属は、ご使用頂く中で経年変化によるメッキの摩耗、色の薄れが生じてまいります。また水分や強い圧力がかかると破損、変型、腐食が発生する場合があります。
・デザイン上、裁断した革の側面にコバ塗りという加工を施す場合があります。 材質の特性上、ご使用頂く中で摩擦による擦り切れ、ベタつき、ヒビ割れ、剥がれる事があります。服地などへの傷やシミになる恐れがありますので金属やコバ塗りに上記のような変化が見られた場合は、可能な限りの修理(状態により有償・無償)を承りたく思いますのでサポートセンターへご連絡ください。
4.その他のお問合せ
SLUR公式ショップ サポートセンター窓口
営業時間 平日10~18時
TEL:0120-916-732 (フリーダイアル)
E-mail:order@slur-shop.jp
ご購入いただいたお客様は、『受注番号』『商品名』、 ご注文時にご登録頂きました 『お名前(フルネーム)』『ご住所』『電話番号』 などのお客様のご注文が確認出来るものを記載の上、 ご連絡を頂けますようお願いしております。
なお、商品へのお問合せについては、内容によって職人へ確認をとりご案内する場合がありますので、お返事に少々お時間を頂く場合がございます。予めご了承くださいませ。
営業時間 平日10~18時
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なお、商品へのお問合せについては、内容によって職人へ確認をとりご案内する場合がありますので、お返事に少々お時間を頂く場合がございます。予めご了承くださいませ。